Photoshopのフィルター機能について

Photoshopのフィルター機能についての自分用メモです。 フィルター機能とは フィルターとは画像の変形や色調の変化などいろいろな特殊効果を加えることができる機能です。メニューバーの「フィルター」から各種フィルターを選択することで使用することができます。よく使うフィルターとしては「ぼかし」や「シャープ」などがあります。 また、選択範囲を作ることで、その範囲にのみフィルターを適用することもできます。 ぼかし系 ぼかし系のフィルターでは、画像にぼかしをかけてぼやけた感じにすることができます。「ぼかし(ガウス)」と「ぼかし(放射状)」の使用頻度が高いので、今回はこの2つについて説明します。上記とは別に「ぼかし」というフィルターもあるのですが、こちらはぼかしに強弱を付けることができないため、非常に限られた用途でのみ使用されます。このぼかしは、画像をJPEGで保存するときに、データサイズを小さくできる効果と、画像のノイズを除去してくれる2つの効果があります。

Photoshopによる写真の色調補正

Photoshopの写真の明るさやコントラストを変えたり、写真の色味を整える機能についての自分用メモです。 ※本記事の一部の画像はアドビ システムズ 株式会社のhelpページから引用させていただきました。 色調補正を行う意味 例えば、時間帯や天候、照明などのさまざまな条件により、思い描いていたような写真が撮影できないことがあります。 あるいは、1枚のポスターに複数の写真を貼り付けて作成する際に、それぞれの写真の明るさや色合いがバラバラだった場合、統一感のないポスターに仕上がってしまいます。 色調補正を行うことで、写真の明るさや色合いを整えて、思い通りの仕上がりにすることができます。 色の仕組み 色は「色相」「彩度」「明度」の3つの要素から作られています。これらの要素を知っておくことで色調補正で頻出する言葉の意味が分かるようになります。 色の三要素 説明 色相 色合いを指します。赤、青、緑といった私たちがイメージする「色」に最も近い要素です。

Photoshopによる写真の修正と修復

Photoshopの人物写真をより綺麗に見せるためにシミやホクロを消したり、風景写真に写り込んだ人や電線などを最初から何も無かったかのように綺麗に消して周囲の色と馴染ませるなどの修正を行うことができるツールについての自分用メモです。 基本的な修正と修復ツールの使い方 修正や修復をするための基本的なツールの使い方を表にまとめました。 ツール名(操作名) 説明(利用場面) 操作方法 コピースタンプツール ・画像の一部分をサンプルポイントとしてコピーし、他の箇所へペーストして適用することができる。・人物写真からシミやホクロを消したいときや、風景写真から電線などを消したいとき。 ・Altキーを押しながらクリックするとサンプルポイントをコピーする。・ドラッグ(クリック)するとサンプルポイントをペーストする。・「調整あり」のチェックボックスをオンにするとサンプルポイントとドラッグ箇所との距離関係が常に一定を保つ。・コピーソースパネルを使うとサンプルポイントを最大5つまで保存することができる。 パターンスタンプツール ・パターンとして登録した画像をスタンプのように貼り付けて描画することができる。・オブジェクトや背景に一定の模様の繰り返し(パターン)を描画したいとき。 ・メニューバーの「編集」から「パターンを定義...」をクリックすると現在の画像をパターンとして登録する。・コントロールパネルのパターンピッカーから使用したいパターンを選択し、ブラシの直径、

Photoshopの選択範囲作成方法と便利な応用操作

Photoshopには長方形選択ツールや楕円形選択ツールの他にも複雑な形状のオブジェクトを選択するための様々な方法が用意されています。今回は基本的な選択範囲の作成方法と合わせて覚えると便利な応用操作についてまとめます。 基本的な選択範囲の作成方法 選択範囲を作成するための基本的なツールの使い方を表にまとめました。 ツール名(操作名) 操作方法 利用場面 長方形選択ツール ・好きな範囲をドラッグする。・Shiftキーを押しながらドラッグすると正方形になる。・Altキーを押しながらドラッグすると中心を軸にして範囲を作成する。・Spaceキーを押しながらドラッグすると範囲自体を移動することができる。・コントロールパネルのスタイルを「標準」から「固定」に変更するとサイズを指定して選択範囲を作成することができる。 ・四角形の選択範囲を作成したいとき。 楕円形選択ツール ・好きな範囲をドラッグする。・Shiftキーを押しながらドラッグすると正円になる。・Altキーを押しながらドラッグすると中心を軸にして範囲を作成する。・Spaceキーを押しながらドラッグすると範囲自体を移動することができる。・コントロールパネルのスタイルを「標準」から「固定」に変更するとサイズを指定して選択範囲を作成することができる。 ・円形の選択範囲を作成したいとき。 なげなわツール ・好きな範囲をドラッグする。・Altを押しながらクリックを繰り返すことで直線を引く要領で選択範囲を作成する。

ビットマップデータとベクターデータの違い

「ビットマップデータ」と「ベクターデータ」とは、コンピュータのモニター上で表現することができる静止画像データのことです。 ビットマップデータ ベクターデータ 英語 Bitmap Data Vector Data 別名 ラスタデータ(Raster Data) ドローデータ(Draw Data) 利点 ・無圧縮のままファイルを生成するので画質の劣化がない。 ・通常、ビットマップデータよりも容量が小さくなる。・拡大・縮小しても画質が損なわれない。・変形処理が自由自在。 欠点 ・無圧縮につきデータ容量が膨大になる。・拡大・縮小等の編集を行うと画質の劣化が生じる。 ・写真のような複雑な輪郭線や配色を持つ図形には再編処理が追いつかない。 相互変換 ビットマップデータからベクターデータへの変換はできない。

Adobe Illustratorのペンツールで思い通りに曲線を描くコツ

Adobe Illustratorを学習する上で学習者が必ず躓いてしまうのがペンツールによる曲線の描き方です。Illustratorの機能の中でも特に難解な部分ですが、逆にここさえ抑えれば他に躓くポイントは無いかと思います。 まず、曲線を描く方法として「ペンツール」と「曲線ツール」の2つがあります。ペンツールは曲線を描くための基本的なツールで、曲線ツールはペンツールの機能拡張版のような位置付けです。今回はペンツールについて解説します。 ペンツールは、手書き風の自然な曲線を描くのに向いています。逆に、正円やハートマークのような数学的な正しさや綿密な対称性が求められる図形を描くのは得意ではありません。 ※リフレクトツールとパスの連結を駆使することでペンツールでも対称な図形を描くことは可能です。 基本知識 Illustratorの基本知識をつらつらと書きます。何となく目を通しておくとペンツールについて理解が深まると思います。 アンカーポイントとパス Illustratorで描かれるオブジェクト(図形)は、点と線で構成されています。点をアンカーポイント、線をパスと呼びます。 選択ツールとダイレクト選択ツール オブジェクト単位での選択を行う場合は、選択ツールを使用します。アンカーポイントやパスを選択する場合は、ダイレクト選択ツールを使用します。

Excelの基礎知識や機能のメモ

改めてExcelについて勉強したのでよく使いそうな知識や機能をメモ。 3つの編集モードを使い分ける Excelには、「標準」「ページレイアウト」「改ページプレビュー」の3つの編集モードがある。これらの編集モードは画面の右下(ズームバーの左側)にある3つのアイコンをクリックすることで行き来することができる。 標準 基本的にExcelで何かを作るときはこのモードで行う。 ページレイアウト 印刷イメージを確認しながら編集ができるモード。ヘッダーとフッターの追加はこのモードから行う。 ヘッダーとフッターにはタイトルやページ番号を設定することができる。 改ページプレビュー 印刷範囲を設定することができるモード。印刷したくない行や列を印刷範囲から除外したり、2ページに渡って印刷されてしまうものを1ページに収めて印刷するような設定をすることができる。 ページ設定 上記で触れた「ページレイアウト」や「改ページプレビュー」だけでは思ったような印刷結果が得られない場合がある。そんなときはページレイアウトタブ(ページレイアウトモードではなく、Excel上部にあるページレイアウトのタブ)をクリックし、ページ設定グループから任意の設定を行うことができる。 例えば、ページの余白、

Expressで複数サイトのRSSを取得するプログラムを作る

node.jsのExpressで複数サイトのRSSを取得するプログラムを作ってみる。今回は複数サイトのRSSを非同期で読み込み、全てのRSSの取得が完了したときに画面に出力するという仕様で作成する。 express-generatorでプログラムの雛形を作る まずはexpress-generatorをインストールし、Expressを使用したプログラムの雛形を作る。 npmでexpress-generatorをグローバルインストールする。 npm install express-generator -g プログラムの雛形を作る。今回作成するプログラムのコードではテンプレートエンジンは使用しないので、テンプレートエンジンは何を選択しても良い。今回は適当にejsを選択する。 express --view=ejs myapp 依存関係のモジュールをインストールする。 cd myapp npm install expressを起動する。 DEBUG=myapp:* npm start ブラウザからhttp://localhost:3000/

ヒアドキュメントとテンプレートを使用してソースの可読性を向上させる

PHPのヒアドキュメントとHTMLのテンプレートの使い方を覚えた。この2つを上手く使うことでJavascript側でDOMをゴリゴリ生成せずに済む。 ヒアドキュメントとは ヒアドキュメント(別の呼び方としてヒア文字列、heredocなど)は、文字列リテラルを、シェルスクリプトやプログラミング言語の中に埋め込むための1つの方法である。 PHPでのヒアドキュメントの使い方 ヒアドキュメントは以下のような書式で使用することができる。「EOD」の部分はアルファベットの大文字3文字なら何でも使用することができる。EODはEnd Of Documentの略。 <<< EOD ここに内容 EOD; これができるとechoを何度も書かずに済むという利点がある。 例えば、以下のPHPはechoを書きすぎて見通しが悪い。 echo "<ul>"; echo "

Atomについてのメモ

自分用メモ。Atomの便利な機能やインストールしたパッケージをメモしておく。 エディタの設定 Preferences->Editorから以下の設定を有効にする。 Show Indent Guide :インデントガイドを表示する。 Show Invisibles :スペースやタブを視認できるようにする。 Soft Wrap :画面外にある文字を折り返して表示する。 Soft Wrap Hanging Indent :80字で折り返して表示する。 パッケージのインストール方法 Preferences->Installからパッケージを検索してインストールする。 インストールしたパッケージ 操作をVimライクにするvim-mode-plusとex-modeに加えて、構文解析してくれるlinter系のパッケージをインストールした。 Vim化系 vim-mode-plus ex-mode Linter系 linter

頻出するCSSセレクタのまとめ

頻出するCSSセレクタの使い方をまとめる。 対象読者 HTMLとCSSを初めて触る人。 CSSのセレクタ周りの理解を有耶無耶にしていた人。 CSSの注意点 CSSの文法に全角文字および、全角スペースを使用することはできない。 セレクタ(id、class)の頭文字に数字を使用することはできない(例:2linesなど)。 スタイルの適用順位はポイント制となっており、より獲得ポイントが高いセレクタを持つスタイルが優先される(see CSSのスタイル適用の優先順位について)。 セレクタの基本的な使い方 CSSにはHTMLの構造から要素を選択するために「要素」、「属性」、「id」、「class」の4つの選択方法が用意されている。 html <div id="foo"><

Nginxについてのメモ

ブログのWebサーバとしてNginxを使っている。Nginxについて勉強したことをメモしておく。 インストール Ubuntuの場合は以下のコマンドでインストールすることができる。 sudo apt-get update sudo apt-get upgrade sudo apt-get install nginx Ubuntuにデフォルトでインストールされているufw(ファイアウォール)を設定するには以下のようにする。 # ssh(22)のポートを開放する sudo ufw allow ssh # ufwで利用可能なアプリケーションを確認 sudo ufw app list # Nginx Fullを指定してhttp(80)とhttps(

WordPressからGhost1.21に移行した

AWS EC2 t1.micro + WordPressでブログをやっていたが、AWSから*Abuse Reportが届いたのをきっかけにConoHa 1GB + Ghostに移行した。 *不正アクセスの兆候等が確認された場合に送られてくるレポート 構築した環境 移行前 EC2 t1.micro(Amazon Linux) + Wordpress + PHP + Nginx(Webサーバとリバースプロキシ) + MySQL 構築にはAmimoto AMI(インスタンスを作るためのイメージファイル)を使用した。 移行後 ConoHa 1GB(Ubuntu) + Ghost + node.

SEOとOGPについてのメモ

SEOとは何か SEOとは、Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略称である。 検索結果において、ウェブページをより高い順位に表示させることを目的として行う取り組みのことである。 今回はSEOの基本であるtitle、description、keywords、h1タグを適切に設定する方法について解説する。 OGPとは何か OGPとは、Open Graph Protocol (オープン・グラフ・プロトコル)の略称である。 OGPはもともと、Facebookが策定した仕様である。今ではFacebookだけではなく、mixiなど、様々なSNSでも利用されるようになった。 OGPを利用すると、リンクの元となるコンテンツにどのような情報が含まれているか、効率良く伝えることができる。 例えば、FacebookなどのSNSで、URLを貼るだけで写真と説明文つきのリンクを出力するにはOGPを設定する必要がある。

ゼロからウェブサイトを作るための勘所

ウェブサイトを作るアルバイトを1年ちょいやったので、そこで必要だった知識をメモ。 はじめに この記事は、筆者がウェブサイト制作のアルバイトを1年ほど行った結果、ウェブサイトを制作するのに必要だった知識を制作手順ごとにまとめたものである。 制作環境はMac + Google Chrome + Dreamweaver + Photoshop + Illustratorだが、今回はソフトウェアの使い方についてはほとんど解説しない。 今回は「htmlとcssをどのように書けば目的のレイアウトを作れるか」に重点を置いて解説する。 尚、本記事では説明を複雑にしないようにcssはhtmlファイル内のstyleタグに直接記述するが、実際に業務を行う場合はhtmlファイルとcssファイルはしっかりと分けて、要素の定義とデザインは分離して管理することを推奨する。 対象読者 htmlとcssは結構触るが、レイアウトまでは作れないプログラマ寄りの人 ワイヤーフレームを作成する まず初めに、ウェブサイトの構成を決める。どのようなコンテンツが必要か、コンテンツをどのように配置するか、ウェブサイトのページ数、バックエンド(サーバー、プログラム、データベース)

JavaScriptでHTMLのDOMを操作する方法

仕事でJavaScriptからDOMを通してHTMLを操作したことはあったけど、今回改めて勉強したのでメモしておく。 DOMとは DOMとは、「Document Object Model」の略である。プログラムから「HTML 文書」や「XML 文書」を利用するための、標準化された仕様を指す。 DOMが生まれた背景として、JavaScriptのようなクライアント側のプログラムを使ってHTMLの内容を動的に変化させる「ダイナミックHTML」という概念の登場がある。登場初期の頃はブラウザごとに制御方法が違っていたので、ブラウザごとに専用のJavaScriptのコードを用意する必要があったが、それが煩わしかったので、制御方法を統一するためにDOMという仕様が生まれた。 DOMを構成するもの HTML文書は、「タグ」「属性」「値」「文書」などの部品で構成されている。この部品のことをノードと呼ぶ。HTML文書がブラウザに読み込まれると、

JavaScriptの無名関数・即時関数の使い方

各プログラミング言語には、1度しか使わない様な用途で作成するクラスやメソッドには、名前を付けずにそれを使用する方法が用意されていることに気付いた。今回はJavaScriptの関数に名前を付けずに使用する方法を勉強したのでメモしておく。 関数とは 関数とは、同じ処理を何度も使い回したいときに使用するものである。デフォルトの関数定義は以下のような書式となる。 書式 function 関数名( ) { 処理 } 無名関数とは 無名関数とは、名前の無い関数のことである。1度しか使わない様な用途の関数を作りたいときに使用する。逆に言うと、1度しか使わないのでわざわざ名前を付ける必要が無い。 書式 //関数定義 var 変数名A = function (引数){ 処理 } //関数呼び出し var 変数名B = 変数名A(引数); console.log(変数名B)

JavaのコレクションAPIでよく使うメソッド

JavaのコレクションAPIでよく使うんだけど、忘れちゃっていちいち検索していたメソッドをまとめてくれている記事を発見した。大変有難いので引用させて頂いてメモしておく。 JavaのコレクションAPIでよく使うメソッド 操作名前 Array(配列) List Map 要素の参照 a[i] get(int index) get(Object key) 要素の変更 a[i]に代入 set(int index, E element) put(K key, V value) 要素の追加

ジェネリクスなクラスについて

Effective Javaを読んでいる。自分でジェネリクスなクラスを作る場合の書式と利点が分からなかったので調べた。後から見返して分かり辛いと思ったところは加筆する予定。 型引数とは 型引数はクラス宣言・インタフェース宣言で、クラス名・インタフェース名に続いて指定する。型引数は<>で囲み、その中に1つ以上の型変数を定義する。複数個指定する場合には、コンマ(,)で区切る。 public interface Map<K, V> { //... } 型変数の命名規則は変数の命名規則と同じだが、英大文字で1字が推奨されている。 定義した型変数は、implements句やextends句、メソッドの引数、返り値だけでなく、インスタンス変数やメソッド内部で用いることもできる。

Javaでは配列よりリスト(ジェネリクス)を選ぶ

Effective Javaを読んでいる。Javaでは、配列は使わずにリスト(ジェネリクス)を使えということだったのでメモ。 ジェネリクスとは ジェネリクスとは、「総称性(Genericity)」「ジェネリック・プログラミング」とも呼ばれるプログラミング技法で、 オブジェクト指向とは異なるパラダイムからきたものである。データの型に束縛されず、型そのものをパラメータ化して扱うことができる。Javaでは主にコレクションクラスに導入されている。 変性とは 何故、配列よりリストを使うことが推奨されるのかを理解するために、先に変性について理解しておく必要がある。 共変 (covariant): 広い型(例:double)から狭い型(例:float)へ変換すること。 反変 (contravariant) : 狭い型(

Javaではint定数の代わりにenumを使用する

最近はEffective Javaをずっと読んでいる。Javaでは定数宣言にpublic static final intを使わず、enumを使えとのことだったのでメモしておく。 従来の定数宣言 従来は、Javaで定数宣言をするときは、以下のように宣言していた。 //色の黒と白 public static final int COLOR_BLACK = 0; public static final int COLOR_WHITE = 1; //アニメ「プリキュア」のキュアブラックとキュアホワイト public static final int

Javaのcloneメソッドの使い方

JavaにもPHPのcloneメソッドのような機能があり、PHPのcloneメソッドのような使い勝手を期待したが、あまり良いものではなかった。使い方が結構特殊だったのでメモを残しておく。 2種類のコピー方法 オブジェクトのコピーにはシャローコピーとディープコピーの2種類があり、cloneメソッドの使い方を学ぶ上では、前提知識として持っておくべきである。以下より、それぞれのコピーについて説明する。 シャローコピー シャローコピー(浅いコピー)は、コピー元のオブジェクトとコピー先のオブジェクトがメモリ上の同じデータ(インスタンス変数)を参照している状態である。 コピー元のオブジェクトに対してインスタンス変数に変更を加えると、コピー先のオブジェクトが参照しているデータが同じ物なので、コピー先のオブジェクトから見たインスタンス変数も変更されることになる。 つまり、シャローコピーは参照のコピーのみを行う。 ディープコピー ディープコピー(深いコピー)は、オブジェクトのみのコピーではなく、オブジェクトとメモリ上のデータ(インスタンス変数)の両方をコピーする。 二つのオブジェクトが参照しているデータは別々のものなので、一方のオブジェクトのインスタンス変数に変更を加えても、

継承とコンポジションをどう使い分けるか

Effective Javaを読んでいたところ、勉強になったことがあったのでメモしておく。 コンポジションとは コンポジション(Composition)は、日本語で「混合物」を意味する単語である。あるクラスの機能を持つクラスのことを指す。 特定のクラスの機能を、自分が作るクラスにも持たせたい場合に、継承を使わずフィールドとしてそのクラスを持ち、そのクラスのメソッドを呼び出すメソッドを持たせること。そうすることで、クラスに他のクラスの機能を組み込むことができる。 厳密なオブジェクト指向では、継承は「機能の継承」を目的とせず、「スーパークラスはサブクラスの一種である」といういわゆる「is-a」の関係を持たなければならない。そのため、単に機能を持たせたい場合には、継承ではなくコンポジションとすることが推奨される。 継承とコンポジションをどう使い分けるか 継承を使ったほうが良い場合とコンポジションを使ったほうが良い場合があるが、具体的に何を基準にして使い分ければ良いだろうか。 この問題を解決するために、一般的な物の考え方の一つに「

Javaのstaticファクトリーメソッドについて

Effective Javaを読んでいたところ、とても重要そうなテクニックを見つけたのでメモしておく。 staticファクトリーメソッドとは staticファクトリーメソッドとは、オブジェクトを返す単なるstaticのメソッドである。 通常、クラスのインスタンスはコンストラクタが提供するが、代わりにstaticなメソッドでオブジェクトを提供する方法もある。無意識にコンストラクタでインスタンスの提供を行わないように注意したい。 staticファクトリーメソッドは、デザインパターンのファクトリーメソッド(Factory Method)ではない点に注意。 staticファクトリーメソッドの例 public static Boolean valueOf(boolean b) { return b ? Boolean.TRUE : Boolean.FALSE; } staticファクトリーメソッドの長所 コンストラクタと異なり、名前を持つため、コンストラクタに対するパラメータ自身が返されるオブジェクトを表現していない場合には、適切な名前を持つstaticファクトリーメソッドは使いやすく、