色の種類

色の表現方法にはいくつかの種類がありますが、ここでは「RGB」について説明します。

RGBとは、光の三原色(赤、緑、青)の組み合わせや光の強さによって色を表現する方法です。液晶ディスプレイなど、発光デバイスで用いられる色の表現方法です。どの光も当たっていない状態では黒、全ての光が当たっている状態では白になります。

AdditiveColorMixiing.svg

RGBは色を6桁の16進数で表現します。つまり、16×16×16×16×16×16の16,777,216色(約1600万色)を表現可能です。

RGBで色を表現する時は、「#e19fbd」のようなカラーコードという表記が使用されます。

各色(赤・緑・青)は2桁の16進数で表されるので、16×16の256色で各色を表現します。例えば、FF0000では赤、00FF00では緑、0000FFでは青になります。FFFFFFならば白になり、000000ならば黒になります。

それでは問題です。AAAAAAでは何色になるでしょうか?

... 答えは、グレーです。全ての光が同じくらいの強さで当たることで、白と黒の中間色になります。イメージできたでしょうか?

色域と色深度

「色域」について説明します。色には様々な種類があることをお話ししました。今回は「RGB」について説明してきましたが、RGBの他にも「CMYK」や「HSV」など、様々な色の表現方法があります。

このような色の表現方法ごとに表せる色の数が違ってきます。

RGBであれば、16×16×16×16×16×16で16,777,216色(約1600万)を表現できますが、このような、色を表現できる範囲のことを「色域」と呼びます。

240px-Gamut-sRGB

続いては「色深度」です。これは1ピクセルあたりに割り当てることができる色の数のことです。カメラの性能によっては、8bit、10bit、12bit、14bit ... 24bitなど、1ピクセルあたりに割り当てることができる色の多さに差があります。

このbitという単位はどういうものでしょうか。

例えば、1bitであれば、0か1の2通りの色しか表すことができません。この場合、0が黒、1が白になります。

これが2bitになると2×2(00,01,10,11)で、4通りの色を表すことができます。

それでは、4bitでは何通りの色が表せると思いますか?

... 答えは、2×2×2×2で、16通りになります。

スマホのカメラやコンパクトデジタルカメラでは通常、8bit(256通り)の色深度で撮影することができますが、RGBで表現できるのは16,777,216色(=24bit)なので、高性能なカメラを持っているのであれば、なるべく24bitに近い色深度で撮影することによって、諧調豊かな写真・動画になります。

色域・色深度で注意しなければならないのが「バンディング」という現象です。「夕暮れの空」などの綺麗なグラデーションを撮影した際に濃淡の縞が写ってしまうことがあります。

これは空の色が8bitの色深度では表現できない色数になってしまっているためです。つまり、12bitなど、もっと諧調豊かな色深度で撮影すれば、この現象は起こりません。

また、データ自体がバンディングをしていなくても、それを見ているモニターがバンディングを起こしている可能性もあります。そのため、プロの現場ではEIZO社のColor Edgeなど、できるだけ広い色域に対応したモニターが導入されます。

参考資料
RGB - Wikipedia
色相 - Wikipedia
彩度 - Wikipedia
色深度 - Wikipedia
色域 - Wikipedia