JavaのmainメソッドのString[] argsに引数を渡す

エディタはEclipseを使用します。mainメソッドのString[] argsに対して、Eclipseの設定で引数を渡す方法と、コマンドラインから引数を渡す方法があるので、それぞれ説明します。

String[] argsで引数を受け取るプログラム

Eclipseで適当にプロジェクトとパッケージとクラスを作り、クラスのmainメソッドを以下のように記述します。

public static void main(String[] args) {
  for (int i = 0; i < args.length; i++) {
    System.out.println(args[i]);
  }
}

上記のmainメソッドのString[] argsに対して、引数を渡します。

Eclipseから引数を渡す

実行ボタンの▼から実行の構成を開きます。引数タブのプログラムの引数に以下の内容を入力します。

abc def 123 sample.txt

スペース区切りで、4つの引数を渡すことができます。
実行ボタンをクリックすると、コンソールに以下のように出力されます。

abc
def
123
sample.txt

コマンドラインから引数を渡す

プロジェクトを右クリックし、コマンドプロンプトで開くをクリックします。
続いて、コマンドプロンプトに以下のように入力します。

set CLASSPATH=bin;%CLASSPATH%
java パッケージ名.クラス名 abc def 123 sample.txt

1行目は環境変数CLASSPATHに対して、binというディレクトリを追加しています(CLASSPATH変数にbinと今までのCLASSPATH変数の中身を結合して代入します)。

Javaのプログラムを実行する場合、通常の実行ファイルのようにexeファイルを実行すればいいというわけではありません。
Javaバイトコード、Java仮想マシン(JVM)という言葉を知っているでしょうか。Javaのソースコードはコンパイルが行われるとJavaバイトコードと呼ばれるプラットフォームに依存しない形式のクラスファイルになります。プラットフォームごとに用意されたJVMにJavaバイトコードに変換されたプログラムを渡すことで実行を行うことができます。JVMは通常、javaという名前のコマンドになります。

javaコマンドでJavaプログラムを実行する場合、どこからクラスファイルを探せばいいかを指定する必要があります。これをクラスパス(CLASSPATH)と言います。クラスパスは通常、環境変数CLASSPATHで指定します。

コマンドプロンプトのsetコマンドは環境変数に対して、今開いているコマンドプロンプトに限定して、環境変数を一時的に書き換えるコマンドです。あくまで一時的なものなので、コマンドプロンプトを閉じた段階で無効になります。
echo %CLASSPATH%と打ち込んで、環境変数CLASSPATHの中身を確認し、binディレクトリが追加されていることを確認してください。

2行目のjavaコマンドを使用してJavaプログラムを実行します。Javaプログラムは、パッケージ名を含めたクラス名を指定します。クラスファイルのパスを指定するわけではないので注意してください。

参考資料
スクールの教科書