Swingを触り始めたので、Window Builderも触ってみる。
Window Builderとは
GUIアプリケーションのデザインを簡単にしてくれるEclipseのプラグインである。
実際にGUIを見ながらコンテナやコンポーネントを配置していくことで直感的にアプリケーションをデザインすることが出来る。
Window Builderをインストールする
まずは以下のサイトから自分のEclipseのバージョンに合ったlinkをクリックする。
http://www.eclipse.org/windowbuilder/download.php
リンク先のURLをコピーし、Eclipseの[ヘルプ]->[新規ソフトウェアのインストール]から作業対象に先ほどコピーしたURLをペーストして、これを追加する。「Swing デザイナー」「SWT デザイナー」「WindowBuilder Engine」が表示されるので全てにチェックを付け、「次へ」を選択する。表示されるライセンスに同意することでインストールが完了する。
Window Builderの使い方
まずは編集対象とするプロジェクトを作成する。作成したプロジェクトを右クリックし、[新規]->[その他]->[WindowBuilder]->[Swing デザイナー]を選択する。[Swing デザイナー]の中には、JFrameやJPanelなどの基本的なコンテナとコンポーネントが表示されるので、作成したいものを選択する。
作成したファイルを開くと、初めはソースコードが表示されるので、画面下部のタブを[Design]に切り替え、デザイン画面を表示する。
Paletteペインから配置したいコンテナやコンポーネントを選んで、ドラッグ&ドロップで配置することが出来る。
プロパティペインからは、デザイン画面上で選択しているオブジェクトのプロパティを設定することが出来る。このペインでは、レイアウトマネージャーの切り替えや、位置・フォント・バックグラウンドカラーの設定を行うことが出来る。
配置したコンポーネントにアクションを設定することも出来る。配置したコンテナ・コンポーネントを右クリックし、[アクションの設定]->[新規]を選択する。しかし、アクションの詳細設定はデザイン画面では行うことはできないので、ソース画面に切り替えて設定する必要がある。
参考
WindowBuilder
WindowBuilder User Guide
WindowBuilder (GUIビルダ) を使ってみました。(前編) | 書きかけの技術書+